平成27年度保健事業推進研修会を開催しました(2015/10/9開催)

協会関連

テーマ:‐成人期の歯科口腔保健の推進‐

2015年10月9日(金)14:30~17:00に、大手町サンケイプラザにて、日本口腔保健協会主催「保健事業推進研修会」を開催しました。

会場は満席で大盛況。

 

講演1 健康長寿の秘訣、口腔ケア

講師 日本大学歯学部細菌学講座教授 落合邦康氏

「健康な腸内環境」と「健康な口腔環境」の維持が「健康長寿の秘訣」

体の表面は全て細菌に覆われており、口腔には700種類、1,000億の常在細菌が生息しています。 口腔は細菌の増殖に適した環境で、毎日大量に増殖した細菌が腸内環境にも影響を与えていますが、 常在細菌と全身の免疫力のバランスが崩れると、歯周病など口腔のトラブルが増えてきます。近年、 認知症と歯周病の関係も明らかになってきており、今後、新たな疾患と歯周病の関係が解明されてくるでしょう。
寿命とは、常在細菌と共存できる期間であり、明日の健康は今日の口腔ケアから始まります。

 

講演2 歯周病と全身の健康 -歯周組織に対する喫煙の悪影響-

講師 日本大学特任教授 伊藤公一氏

歯や口腔からはじまる全身の健康づくりには、生活習慣の改善が重要

歯周病は細菌による感染症ですが、喫煙と密接に関連しており、歯周組織は、受動喫煙や三次喫煙によっても悪影響を受けますが、 一方、禁煙することで危険性は減少し、非喫煙者と差がなくなります。
歯周治療の原則は早期発見、早期治療であり、毎日のセルフケアと専門家の定期健診によりコントロールができます。

 

話題提供 歯科保健指導の展開 -洗口液を使用した3ステップケアの効果-

日本口腔保健協会 保健事業部長 小山圭子

薬用洗口剤使用者の口腔保健状況についてまとめ、平成27年度日本歯科衛生学会で発表しました。

歯みがきに加え、薬用洗口剤を使用している人の口腔内を調べると、使用していない人と比較して、口腔内の汚れが少ない割合や歯肉が健康である割合が多いということがわかりました。

 

「口腔細菌数カウンタ」体験

目に見えない細菌を約1分で測定し、「レベル1」から「レベル7」まで7段階のフェイスマークで表示します。

参加者の声をご紹介

細菌、喫煙がもたらす歯周病のリスクについて、わかりやすい内容でした。

喫煙者に、このリスクを伝えたいと思います。

全身の健康と口腔ケアの関係が良く理解できました。

貴重な講演ありがとうございました。

歯科、口腔の第一人者のお話を伺うことが出来てとても有意義です。

喫煙の影響とセルフケアの重要性と口腔の健康が全身の健康につながることがわかり勉強になりました。

たいへんわかりやすく意味深い研修会でした。

毎回の研修会で最新の情報をお聞かせいただき、参考とさせていただいています。今後も最新の情報提供をお願いいたします。

インフルエンザ感染と歯周病との関係性について話が聞けてよかった。

口腔細菌測定を体験し、口腔内のケアの見直しに役立つと感じた。

口腔ケアと疾病の関係が判りやすく講演していただいた。喫煙との問題は対処が難しいが、課題が見えた気がしました。

全体的にとても勉強になりました。ありがとうございました。

口腔内ケアが全身の症状、生活習慣病からインフルエンザ等、幅広い病気の予防に有益。因果関係があることを理解した。

次回も役立つ最新情報を企画いたします! お楽しみに。

▶お問い合わせ 日本口腔保健協会 総務部 根岸 03-3818-4158

 

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